今回のは、瑞穂お姉さまもフルボイスなんですね

やるきばこに収録されている処女はお姉さまに恋してるの外伝シナリオをプレイ。紫苑さまのシナリオはソフマップ特典のシナリオに音声を追加しただけなのは、ちょっと残念でしたが、久々におとボク世界を堪能しました。

で、プレイしてて、特に印象深かったのが、「卒業旅行に行きましょう!」での貴子さまと一子ちゃんの会話です。
本編では、あまり内面が描かれなかった一子ちゃんの切ない気持ちが語られてて、ジーンとしちゃいました。

一子「私、莫迦なんです」
貴子「えっ……」
一子「私は莫迦ですから……その時『お姉さま』に逢いたくなって……そう思ったんです。そう思ったら、居ても立っても居られなくなったんです」
貴子「一子さん……」
一子「そう思ったら『お姉さま』が待っているような気がして、私、止められなかったんです……きっと頭の片隅では、夏休みだったこと、絶対覚えていた筈なんです」
貴子「……それでも?」
一子「それでも……どうしても。自分の思いがきっと届かないこと……解っていました。でも、だから逢いたかったんです。最後にどうしても、逢いたかった」
もう、昔のことなのに、そう云いながら、何故か言葉尻に涙が混じってしまう。そう…どうしても逢いたかった。だから私はこの心を、あの場所にきっと遺してしまったのだろう。
一子「お話ししましたけれど……『お姉さま』は確かに私を可愛がって下さいました。けれどそれは無論後輩としてのことで……私は決してあの方の恋愛の対象になることはありませんでした」
貴子「……………」
私の言葉に辛そうな顔をするけれど、会長さんは眼を逸らそうとはしない。だから、私もあの頃の気持ちから逃げることは出来ない。
一子「私は甘えたかったんです。例えば自分が不治の病だったとして、それすらも利用して…私は『お姉さま』に甘えたかった」
貴子「!!……一子、さん………」
一子「私の病気がどれほどの物だったのか、どれくらい重いものだったのか……今となっては解りません。だけど、そんなことは関係なかったんです」
そう、そしてそれは私の逃げられない過去………。
一子「『お姉さま』に甘えさせて欲しかった…『お姉さま』を困らせたかった……『お姉さま』に……泣いて、欲しかったんです………私の為に」
貴子「そうですか……」
会長さんは悲しそうな顔をする。それは私にとっても悲しいことだ……でも、この人に嘘を吐くことは出来なかった。
一子「人を好きになることは…必ずしも綺麗なことだけではないと思います。それは、あの時の私の感情ひとつ思い返すだけでも、十分に確かめられることです」
貴子「一子さんの……気持ち」
一子「だっれ、非道いじゃないですか……幽霊になってから私は、自分が死んだ後の『お姉さま』のご様子を聞くことが出来たんです……どうしたと思いますか?」
私は、自分が笑っているのか、泣いているのか、それすら解らない。
一子「……嬉しかったんです。嬉しかったんですよ私。あの人が…『お姉さま』が『号泣』したって……そう聞いて」
泣いてる…私、笑いながら泣いてるんだ………。
一子「そんなの最悪じゃありませんが……でも……でも、嬉しいって思うことが止められなかったんです。最低だって思っても……でも………!」
貴子「一子さん……一子さん、もう良いわ」
気が付くと、いつの間にか会長さんが私の握りしめた拳に、そっと手を重ねてくれていた。

おとボク本編では、一子ちゃんはバッドエンドルートのキャラ(つーか、このシナリオはバッドエンドルートの外伝なのか?)なんですが、こういうメインルートではないキャラ達もキチッと描かれているのが、この作品の魅力の一つなんですよね。
こんなファンタジーワールドというか、全然リアリティのない嘘をつく為には、逆説的な話ですがリアリティのある言い訳がいるんですよね。おとボクはそういう所が、実に良く出来ていると思います。
小説やらテレカとかも売りに出されているようですし、そのうちAirとか月姫みたいにアニメ化してほしいなあ。

祐巳ちゃんの妹はいつ決定するんですか!?

マリア様がみてる 21 薔薇のミルフィーユ (コバルト文庫)
本日発売の新刊マリア様がみてる薔薇のミルフィーユを読了。

柏木コロス!!
前々から、祥子さまを狙う憎い奴だとは思って警戒していましたが、もしかして柏木は祐巳ちゃんにまで手を出す気なのでしょうか!?マジ、許せねえー。
次回からは、柏木の出番が消え失せることを心より願います。

ところで、志魔子さまの天然ぶりが、凄いですね。
元々、銀杏をコソコソ拾い集める趣味があったりとか、桜の花吹雪の中で一人悦に入っていたりとか、やや電波よりなお方ではあったのですが…。
乃梨子ちゃんを妹にする時に、自身のコンプレックスの源であった、実家がお寺なのにクリスチャンなのは人としてダメなのでは(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブルという重しがなくなったのが、ポイントなのでしょうか。

おとボクもあくどく商品展開してますねー

キャラメルBOXの新作やるきばこをプレイ中。
やるきばこは、キャラメルBOXのファンディスクで、旧作の外伝シナリオやミニゲームがプレイ出来るのです。まあ、私はおとボクこと処女はお姉さまに恋してる以外の作品は全く知らないので、おとボクの追加シナリオと初回特典の瑞穂お姉さまのフィギアだけが購入の目的です。

で、実際に購入してインストールした後に遊んでるのは、きゃらばと!というキャラメルBOXの歴代キャラを使ったカードゲームだけで、未だにおとボクの追加シナリオは起動すらしてなかったりします。
私自身はマジック・ザ・ギャザリングとかのカードゲームをまともに遊んだことがないので、きゃらばと!の出来は良く分かんないのですが、とりあえずは戦略を考えつつレアカードをゲットすべくサルのように繰り返しプレイしています。おとボクのカードはいまいち使い勝手が良くないので、よく知らない他ゲームのキャラをメインに頑張ってます。とりあえず、瑞穂お姉さまと紫苑さまのカードが欲しいです。
ただ、このゲームの問題点としては、COMの対戦キャラが5人しかいないのと、さほど強くないので、レアカードをゲットしてデッキを強化するメリットがあまりないので、プレイを続けるモチベーションを維持しづらいのがどうなのかなと。最初のデッキから、20〜30分もプレイしたら、一週クリアーは楽勝でしょう。もうちょっと、カードの種類を増やして、死ぬほどレアカードを駆使する反則なまでに強力な対戦キャラとかいても良かったのではとも思うんですが、ファンディスクのミニゲームに高望みしすぎですかね?
おとぼくの外伝シナリオをプレイしたら、また感想を書くと思います。

原作の新刊も楽しみです♪

マリア様がみてる 4 (マーガレットコミックス)
マンガ版マリア様がみてる④(長沢智)を購入。ここでは、あんまり話題にしたことがないですけど、もちろんいつも単行本は発売後に速攻でゲットしております。
今回は、「長き夜の」と「ロサ・カニーナ」のエピソードが収録されています。マンガ版は単行本1冊が原作の文庫本1冊と同じペースなんですよね。そういう意味では、アニメ版よりも原作に忠実なのかなという気がします。まあ、だからどっちがいいとかいう話ではないですけどね。
マンガ版マリみてが掲載されているマーガレットって、本屋さんやコンビニに置いてあっても、たいてい紐で封印されてて、なかなか立ち読み出来ないんですよねー。順番からいえば、今は「びっくりチョコレート」が連載されているのかなと思うのですが。

Five people to whom I'm passing the baton (バトンを渡す5人)

ここで止めます。
ぶっちゃけ、ネットでの知り合いが何人もいる訳でもないのでというのが、包み隠さない正直な理由なんですが、ここでも述べられているように、これって一種のチェーンメールですよね。
私にバトンを廻してくれたid:suz-matiさんを非難する意図は毛頭ありませんが、やはり私がバトンを廻そうとは、ちょっと思わないです。これは、私個人の考えなんで、Musical Batonを楽しいと思っている人は、それでいいと思います。

Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me (よく聞く、または特別な思い入れのある5曲)

Funny Funny Lit
「Funny Funny Little Girl」(横山智佐
大好きだった銀河お嬢様伝説ユナシリーズの2と哀しみのセイレーンの主題歌。学園祭のカラオケ大会(ちゃんと予選にも通りました)で、1000人ぐらいの観客の前で歌ったことがあるので、実はもしかして横山智佐よりも大勢の前で歌ったのではと勝手に思い込んでいます。

チャンピオン/遠くで汽笛を聞きながら
「チャンピオン」(アリス)
カラオケでいつも歌ってます。一昔前の青少年達の憧れの歌ですね。
You are king of kings!!


pastel pure
「pastel pure」(ALI PROJECT)
言わずと知れたマリみての主題歌ですね。ここでこの曲を上げないのはウソでしょうから。

メモリアル☆シリーズ SUNSOFT Vol.4
リップルアイランドのEDテーマ」
これは歌じゃなくて、ファミコンのゲームのBGMです。今プレイしても古くさいゲームかもしれませんが、当時はほのぼのなストーリーにめちゃんこ感動しておりました。ファンサイトでダウンロードしたこの曲のMIDIデータを今でも着メロに使ってたりします。

グランディア オリジナルサウンドトラックス
グランディアのテーマ」
これもゲームのBGMですね。セガサターンの一作目だと、オープニングを初め、あちこちで使われまくってましたが、以降のデジタルミュージアムドリームキャストの2といった作品では、出し惜しみされててエンディングでしか聴けなかったのが残念でした。最近は、3のCMで良くTVでも流れてますね。