妹オーディションの感想

マリア様がみてる 20 妹(スール)オーディション (コバルト文庫)
本日発売のマリア様がみてる 妹オーディションを職場の勤務時間中に抜け出して、近所の本屋さんで購入しました。あと、ついでにちょっとはまりかけてる撲殺天使ドクロちゃんの3巻もゲット。
今回のマリみての新刊、久々に劇的な展開が目白押しで見所がいっぱいでした。
ざっと羅列してみると、

祐巳ちゃんの妹候補から、可南子ちゃんが脱落して瞳子ちゃんにほぼ確定。(これで、瞳子ちゃんが祐巳ちゃんの妹にならなかったら、今野先生は悪魔です)
・ショコラとポートレート以来、久々に内藤笙子ちゃんが再登場して、武嶋蔦子さんとのカップルが成立。
・新聞部の山口真美さんも妹をゲット。
・そして、ついに、ついに、我らの由乃さまの妹候補キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!
もう、今回の妹オーディションは、超久しぶりに由乃さまが主役な感動傑作でした。

「こうなったら、オーディションでも何でもするしかないと思うのよね」

「思えば、私には出会いがなかった」

「あーあ、黄薔薇革命以前の栄光はどこへやら。これでも過去は、妹にしたい一年生ナンバーワンとまで言われたのよ、私」

「何様って、私たちは未来の『お姉さま』よ。高見から?結構じゃない。何が悪いの」

令ちゃん、私さ、楽しみなんだ。妹ができるの」

神にも等しい由乃さまの、素晴らしいセリフの連続に、ただただ感激の涙を流しています。アニメのDVDを引っ張り出してきて、ファースト デート トライアングルを見返したくなってきちゃいました。
実際に新キャラの有馬奈々ちゃんが由乃さまの妹になるのは、当分先のことでしょうけど、これから妹萌えを存分に発揮してくれそうな由乃さまが楽しみです♪
パラソルをさしてから、ストーリーとしては長らく停止状態だったマリみても、次に向かってようやく新しい一歩を踏み出したというところでしょうか。早すぎる気もしますが、祥子さまの卒業だって見えてきますもんね。