「涼風さつさつ」雑感

今日は、良い子はみんな大好きマリア様がみてる 涼風さつさつの発売日でした。マリみてに魂を奪われた人間の義務として、早速読んじゃいました♪
男なんて登場しなくていいという皆の願いを無視して、今作は今までのどのエピソードにもまして男だらけな内容なのはいまいち納得できないのですが、マリみてはやっぱり素晴らしいですね〜。
私一押しの黄薔薇のつぼみロサ・フェティダ・アン・ブゥトン由乃さまの出番があんまりなかったのが微妙に残念な所ですが、ヒロインの紅薔薇のつぼみロサ・キネンシス・アン・ブゥトン祐巳ちゃんが大活躍。可南子ちゃんが新たに裕巳ちゃんの妹候補に浮かび上がってきたりと、今後の展開に要注目です。
実は今回のマリみてで一番びっくりしたのが、この細川可南子ちゃんの存在です。マリみての登場人物というと、これまでは現実じゃ絶対ありえないぐらいの善人ばかりだったんですよね。で、この可南子ちゃんはというと、祐巳ちゃんを理想の女性として崇拝し男性に嫌悪感を抱く病的なまでの潔癖性でストーカーという、マリみての世界観にそぐわない人物設定だったりします。今回のエピソードでは、可南子ちゃんと祐巳ちゃんの関係の決着がついてないようなので、次巻以降でその辺のことはキチっと押さえてくれるのでしょう。
あのまま、祐巳ちゃんに振られたままで終わりじゃ、可南子ちゃんの扱いあんまりですしねー。・・・・現実世界だと、精神科医の分野だという気もしたりするのですが。可南子ちゃん、かなりやばいです。